更新情報

9月の下関船舶艤装

2022.10.11

お世話になっております。

この更新も長いことやってますので以前の9月の出だしと

同じはちょっとなあ、と過去の投稿を見返してみると

2019年の9月には消費税10パーセントへの恐怖がつづられておりました…

今では当たり前なんですから 日々なにかしら変化してるものですねえ

 

変化…私の大きな変化はウエイトですかね…

 

さて、変化!しても、しなくても毎日は過ぎるわけで!!!

前回の更新には載せられなかった製品紹介していきます!!!

 

おかげさまで色々とお仕事させていただき

特に船積みの出荷品が目立ったので紹介していきますね!

 

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長いこと裏の船着き場に鎮座しておりました船の船首部分です。

19GT?でしたかね、船首の部分だけですが構造図は普段弊社で

製作している図面とは違っており大変勉強になりました。

弊社で製作している艤装品図は一般的に言われる三面図なんですよ。

三面図、主に陸上の製品や機械図面で使用されるのが一般的らしく

船体はまた別の様式で書かれているので最初は慣れるのに一苦労です。

船首部のR部分は特に波を切って走る船にとって重要な箇所です。

造船所さんで見学させていただく船はもっと大型のものが多いため

全体をよく見ることができましたし、職人さんの技術ってすごいなあと思いました。

 

ほかにはこちら

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船を陸揚げしたり、船の進水式などで船の下にある船台用の台車です。

ローラーの内側に特殊なベアリングを採用して耐候性や長期の使用を考慮して製作しました。

かなりの大きさで、写真にも見えますが太い丸鋼を曲げ加工して溶接してありました。

この丸鋼の曲げ加工、難しいんですよ。全体から見れば小さな技術ですが

職人さんがそれぞれ継承を行って次世代の強みとなっております!

 

その他にも

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これも19Tの押し船に使用されるアルミの櫓とハウスです。

アルミのハウスが大型だったので櫓も大きくて!写真左側に見えます鉄製の上部構造の上に載せられるのですが

サイズ間違えたのでは?!と思い一瞬事務所がざわざわしました(笑)

 

船積みだけでなく陸上輸送でもこんな大物が

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トレーラーで一気に出荷されていきました踊り場や梯子です。

サイズも分割してもトレーラーいっぱいいっぱいでした。

これも進水式などで使われるそうで、納期的にも通常より短かったんですが

あっという間に完成しておりました。いやはや、どの部門も最善を尽くすと

こんなに出来上がりが早いんですよ、、、材料出し…ガンバリマス

 

サイズ感が大きいもので埋め尽くされておりましたが

いつもの艤装品も変わらず製作させていただいておりました。

珍しいわけではないですが少し仕様の違うものと言えばこれかな?

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フレームを溶融亜鉛メッキ仕上、ローラー本体をステンレス製と

船上で使用するにはすごく頼もしい仕上がりになっております!

 

こんな感じで更新のない間もいろいろとお仕事させていただきました!

間にはお誕生日会もBBQも!

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下関船舶艤装こう見たら元気ですね!(笑)

COVID-19、全体数は減ってきているのですが今頃猛威をふるいだしまして…

皆様ご安全に!!!では今回はこの辺で!

2022年10月11日