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10月の下関船舶艤装

2018.10.31

 

お世話になっております。

 

夜ごと寒さが増して秋の深まりを感じる季節ですね。

先日出張で伺った島根は徐々に山々が秋色に近づいており

山口はまだまだ青さが深いと日本の広さを実感しております。

なんて、秋は芸術の秋ともいうので詩的なことを考えてしまいました。

大体は食欲の秋です、秋の味覚万歳。

 

秋空に映える製品がもうすぐ出荷です。

工場の半分を占めていた大きな製品が先日工場内から外へ移動されました。

その日は秋晴れで写真を撮ると製品が青空とのコントラストでくっきりと浮かび上がっていました。

…まだ載せられないんですけどね(涙)

 

最近はルーバーなど通風装置でお声がかかることが多く

ホームページを見てのお問い合わせも多くいただいております。

JIS規格の製品も多く製作しておりますが、JISからアレンジした

弊社オリジナルの形を提案させて頂く事があります。

 

例えば、甲板ににょきにょきと生えている姿をよく見るグースネック型通風筒。

JIS規格では蝶型締付金物が蓋に溶接してありますが

弊社では蓋と蝶型締付金物の受け座を一体とした形をオリジナルとしてご提案しています。

こちらの利点としてはまず、部材が一つ省略できることでJIS規格型を

造るよりわずかですがコストを下げることが出来ます。

また、蓋部分に溶接することが無くなるため、加工の際にでる歪みなどがでにくいです。

少しの工夫ですが多くのお客様に好評頂いております。

 

JISの規格は船体構造の基本となるものですのでもちろん

それに沿った形にはなりますがより使いやすいものをご提案できるのも

今までの経験から学んだことかと思います。

 

前回の更新でも書かせて頂いたように50年目の下関船舶艤装。

今までの経験を活かせるように現場と事務所、時には喧嘩もしながら

よい製品がお客様にお届けできるよう切磋琢磨したいと思います。

あ、社長へのインタビューは月末の忙しさにすっぽりと抜けておりました…

また今度こっそり追記させていただきます

 

珍しく写真がない更新ですが先日からの更新スパンが短すぎて!

まだお見せできないものが多いんですもの!(笑)

11月の更新の際にはどどーんと写真つきで更新させて頂きます。

今月はいつもと違った、秋の夜長に落ち着いて読める文章になったでしょうか?(笑)

これから更に冷えこみます、どうぞ皆様ご自愛ください。

 

 

 

2018年10月31日